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【FFT改造講座】吸い出したソフトが後期版だったら

どうも皆さんこんにちは。

前回から引き続き、閉鎖した以前のブログからの移動です。
今回は吸い出したFFTのソフトが前期版だった場合の対処法です。
まだ前回の記事を読んでない方はそちらからお願いします。
今回も念のため書きますが、

ゲームのダウンロードは犯罪です。
必ず自分で購入したソフトを使って改造は行ってください。


前回の復習ですが、FFTには初期に販売された前期版と後に販売された後期版があります。
後期版は前期版にあった一部のバグの修正が施されています。
このブログで紹介する改造版への変換パッチは前期版のバグ修正を含んでいるため、前期版からでないと改造することができません。
FFTの改造に関するスレッド「FFTバイナリ改造スレ」では慣例として前期版を改造することになっているため、新たに自作して後期版のデータをいじる場合以外は前期版のデータが必要になります。
では、後期版しか持っていない人は新たに前期版を購入しなくてはいけないかというと、そんなことはありません。
(今から前期版を探して購入するのも結構大変かも?
 前期版だと思って買ったら後期版だった・・・なんてことも)
前期版と後期版のゲームデータを変換することができるパッチが作成されています。

前回「FFTWRITE」をダウンロードした「FFTバイナリ専用うpろだ」から「前期後期変換パッチ」をダウンロードします。
「up0270.zip」に入っています。
zipファイルを解凍すると、「1to2.exe」、「2to1.exe」、「readme.txt」3つのファイルが入っています。
readmeにも書いてありますが、「1」が前期、「2」が後期版を表します。
つまり、1to2.exeは前期版から後期版への変換を、2to1.exeは後期版から前期版への変換を行います。
なので、今回必要なのは2to1.exeになります。
(基本的に「1to2.exe」は使いません。通常のFFTを後期版でプレイしたいときに使います。)

2to1.exeを起動すると「Final Fantasy Tactics.imgをバージョン 後期からバージョン 前期に更新します。
よろしければ「はい」をクリックしてください。」と表示されるので、「はい」を選択します。
ここでファイル名が「Final Fantasy Tactics.img」に指定されているため、前回のデータ吸い出し時にこのファイル名で保存する必要があったわけですね。
これについてはこの後の改造版へのパッチでも同様です。

「差分を適用するフォルダを選択して下さい。」と表示されるので、「参照」から前回吸い出した「Final Fantasy Tactics.img」が含まれるフォルダを選択します。
「OK」ボタンを押すとフォルダ内から自動的にゲームデータを検索して変換が始まります。
注意していただきたい点として、このパッチではファイルを上書きする形で変換を行うため、オリジナルのファイルを残しておきたい場合はパッチを当てる前に別のフォルダにコピーを残しておくか、別のファイル名でコピーしておきましょう。

変換が終わったら念のため前回使用した「FFTWRITE」でMD5の値を確認してみましょう。
初版(SLPS-00770)と同じ値になっていれば無事変換ができています。
変換を終えたところで、今回はここまでにします。

次回はいよいよ改造版へのパッチの当て方を書きたいと思います。

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